路傍のフジイ【9話】感想ネタバレあり久野（俳優）の進路を決めたのは藤井さん⁉︎

血のついた包丁を持った男が息を切らしているシーンから始まる9話。

路傍のフジイでついに事件！？と思いましたが、ドラマの撮影現場だったようです。

漫画を間違えたかと思いました。

この男性は久野さんと言うようで、ドラマや映画で活躍されているようです。

インタビューでは、成功の秘訣を聞かれ、自分の場合は運だと答えています。

デビューは、高校時代にスカウトされたようですが高校生の頃は目立つ存在ではなかったようです。

インタビュアーは、スカウトの方の原石を見つける力は凄いですねと言い、久野さんは高校時代を思い返して、ある人物がいた事を思い出しそうになります。

これは藤井さんが出てきそうな予感です。

当時転校生だった久野さんは、移動教室の場所が分からず誰かについて行こうとしましたが、誰もいなくて、周りを見渡すと高校生の藤井さんを見つけました。

久野さんと藤井さんは、進路指室の前で2人で並んで座りました。

50音が近い事から、2人は出席番号が前後のようです。

座りながら名刺を見つめる久野さん。

何を見ているか尋ねる藤井さんに、駅前で声をかけられたモデル事務所の人の名刺だと答えます。

モデルになるのかと尋ねられ久野さんはそんなつもりはなく、専門に行くか就職する予定だが、やりたい事がなく、いっそ誰かに決めて欲しいとボソリ。

名刺を見つめながら藤井さんは、これは流れなんじゃないですかとボソリ。

久野さんは、こんなのは怪しいと否定しましたが、それに対し藤井さんは、でも、真剣な顔でこの名刺を見てましたよ。と久野真に言いました。

何気ない一言が人生に大きな影響を与える瞬間を目にした気分でした。

その後2人は少し距離を縮めたようで、雑誌を見ながら今度2人で服を買いに行く約束をしました。

それからしばらくして久野しんがスカウトされた事がクラス中で噂になります。

噂が広まると、これまで関わりのなかったイケてる人達が久野さんを遊びに誘います。

藤井さんも誘うと久野さんは言いますが、周りが藤井さんはいらないという雰囲気を出しました。

時は経ち新学期になり、藤井さんは家族の都合で転校してしまいました。

現在に戻り、インタビューを受けていた久野さんは、藤井さんを思い出し今何やっているんだろうと思いました。

ここで話はおやりますが、何とも藤井さんらしい存在感の残し方がしっくり来る回だったと思います。

さりげない一言で、誰かのチャンスになれる男、それが藤井さんなのかもしれません。

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路傍のフジイ【9話】の見どころは、今をときめく人気俳優でありモデルの久野さんが芸能の道に行くための背中を押したのが藤井さんの何気ない一言だったことです。

この一言を見ればハッと今の現状を俯瞰して見ることのできるきっかけになるかもしれません。